オペレーティングシステムサンプルデモ

場所

$IRISSDK_ROOT/build/test/os

コンパイル方法

$IRISSDK_ROOT/build/test/osディレクトリに移り、 「make」と入力します。実行ファイル(.elfファイル)が、 $IRISSDK_ROOT/build/test/os/(サンプル名)/bin/(プラットフォーム)/(ターゲット)/の 下に生成されます。
例えば、$IRISSDK_ROOT/build/test/os/thread-1/bin/ARM9-TEG/Release/ のようになります。

実行方法

$IRISSDK_ROOT/build/test/os/(サンプル名)/bin/(プラットフォーム)/(ターゲット)/ ディレクトリに移り、以下のうちの一つを行います。

説明

arena-1 アリーナからのメモリの取得方法を示します。
heap-1 一つのヒープを設定し、使用する方法を示します。
heap-2 複数のヒープを設定し、使用する方法を示します。
heap-3 複数のヒープを設定し、一方から確保した領域を他方の不連続領域とします。
interrupt-key-1 キー押下の割込みを使用します。
mutex-1 複数のスレッドから1つの関数をアクセスする際にmutexで排他制御します。
thread-1 2つのスレッドを作成し、一方がもう一方を直接起こします。
thread-2 2つのスレッドを作成し、アイドルスレッドがそれぞれを起こします。
thread-3 Iメッセージキューを使用してスレッドを切り替えます。
thread-4 IRQハンドラ内でスレッドを起こします。
timer-1 タイマ割込みを使用します。

エミュレータ

interrupt-key-1 と timer-1 は正常動作をしません。

参照

OS関数一覧

履歴

2004/01/18 interrupt-dma-1 サンプルはdmaCallback-1 としてMIに移した
2004/01/09 初版