グラフィックスサンプルデモ

場所

$IRISSDK_ROOT/build/test/gx/UnitTours

コンパイル方法

$IRISSDK_ROOT/build/test/gx/UnitToursディレクトリに移り、 「make」と入力します。実行ファイル(.elfファイル)が、 $IRISSDK_ROOT/build/test/gx/UnitTours/(サンプル名)/bin/(プラットフォーム)/(ターゲット)/の 下に生成されます。
例えば、$IRISSDK_ROOT/build/test/gx/UnitTours/2D_Oam_1/bin/ARM9-TEG/Release/ のようになります。

実行方法

$IRISSDK_ROOT/build/test/gx/UnitTours/(サンプル名)/bin/(プラットフォーム)/(ターゲット)/ ディレクトリに移り、以下のうちの一つを行います。

説明

BGのサンプル

2D_CharBg_1 テキストモードでBGを表示します。
2D_CharBg_2 アフィンモードでBGを表示します。キー操作で画面を回転させることができます。
2D_CharBg_3 アフィンモードでBGを表示します。キー操作で画面を拡大縮小させることができます。
2D_CharBg_4 BGにオフセットを設定します。キー操作で画面をスクロールさせることができます。
2D_CharBg_5 BGの各キャラクタをフリップさせます。キー操作で画面の各キャラクタをフリップさせることができます。
2D_CharBg_6 BGにモザイクをかけます。キー操作でモザイクのサイズを変更することができます。
2D_CharBg_7 2つのBGをαブレンディングします。キー操作でブレンド係数の調整をすることができます。
2D_CharBg_8 2つのウィンドウを表示します。キー操作でウィンドウの位置とサイズを変更することができます。
2D_CharBg_9 BGの輝度を設定します。キー操作で輝度の変更ができます。
2D_BmpBg_Vram VRAM表示モードを用いて画面を表示します。
2D_BmpBg_MainRam メインメモリ表示モードを用いて画面を表示します。

OBJのサンプル

2D_Oam_1 OBJを表示します。
2D_Oam_2 OBJをアフィンモードで回転させます。キー操作でOBJを回転させることができます。
2D_Oam_3 OBJをアフィン倍角モードで拡大縮小します。キー操作でOBJを拡大縮小させることができます。
2D_Oam_4 OBJをフリップさせます。キー操作でOBJをフリップさせることができます。
2D_Oam_5 OBJにモザイクをかけます。キー操作でモザイクのサイズを変更することができます。

3Dのサンプル

3D_Pol_OneTri 画面に三角形を1つ表示します。
3D_Pol_Simple ライトや頂点カラー無しに回転する立方体を表示します。
3D_Pol_Simple2 立方体を表示しますが、G3_VtxXY, G3_VtxXZ, G3_VtxYZ関数を使用します。
3D_Pol_Simple3 立方体を表示しますが、G3_Vtx10関数を使用します。
3D_Pol_Color 立方体を、G3_Color関数で頂点カラーを設定して表示します。
3D_Pol_Light 立方体を、G3_Normal関数で法線ベクトルを設定して表示します。
3D_Pol_LightColor G3_Color関数とG3_Normal関数の順序の違いによる表示の違いを示します。
3D_Pol_Tex4_Plett 立方体に4色パレットテクスチャをはって表示します。
3D_Pol_Tex16_Plett 立方体に16色パレットテクスチャをはって表示します。
3D_Pol_Tex256_Plett 立方体に256色パレットテクスチャをはって表示します。
3D_Pol_Tex32768 立方体にダイレクトテクスチャをはって表示します。
3D_Pol_Tex4x4 立方体に4x4texel圧縮テクスチャをはって表示します。
3D_Pol_Tex_Alpha 立方体に半透明テクスチャをはって表示します。
3D_Pol_Tex_Decal 立方体にテクスチャをデカルモードではって表示します。
3D_Pol_Toon トゥーンシェーディングを使用して椅子を表示します。
3D_Pol_High_Light ハイライトシェーディングを使用して椅子を表示します。
3D_Pol_TexSRT G3_TexImageParam関数でTexCoordソースを指定して、テクスチャの回転拡大縮小と平行移動を行います。
3D_Pol_Env_Mapping G3_TexImageParam関数でNormalソースを指定して、環境マップの表示を行います。
3D_Pol_Translucent 半透明ポリゴンを表示します。
3D_Pol_Transparent 透明(ワイヤーフレーム表示)ポリゴンを表示します。
3D_Shininess 鏡面反射輝度テーブルを設定し、鏡面反射輝度の変換を行います。
3D_Fog フォグがかかった空間を立方体が移動します。
3D_Edge_Marking 3つの立方体にそれぞれ違ういろのエッジマーキングを施して表示します。
3D_Alpha_Test αテストを行います。立方体を2つ描画していますが、表示されるのは1つだけです。
3D_Command_Pack あらかじめ用意されたコマンドリスト(ディスプレイリスト)をDMA転送し、モデルを表示します。
3D_Pol_MakeDL コマンドリスト(ディスプレイリスト)をプログラム内で動的に生成し、モデルを表示します。

エミュレータ

3D_Pol_Transparentは正常に動作しません。

参照

グラフィックス関数一覧

履歴

2004/01/09 初版