G3*_SwapBuffers

構文

#include <iris/gx/g3imm.h>
#include <iris/gx/g3b.h>
#include <iris/gx/g3c.h>
void G3_SwapBuffers(GXSortMode am, GXBufferMode zw);
void G3B_SwapBuffers(GXDLInfo* info, GXSortMode am, GXBufferMode zw);
void G3C_SwapBuffers(GXDLInfo* info, GXSortMode am, GXBufferMode zw);
void G3BS_SwapBuffers(GXDLInfo* info, GXSortMode am, GXBufferMode zw);
void G3CS_SwapBuffers(GXDLInfo* info, GXSortMode am, GXBufferMode zw);

引数

info コマンドリスト情報
am 半透明ポリゴンのYソーティング選択
zw デプスバッファリング選択

返り値

なし。

説明

レンダリングエンジンが参照するデータ群をスワップします。amはデプスバッファリング選択フラグで、デプステストに使用する値を選択します。なお、W値によるバッファリングは正射影では正常に機能しません。zwは半透明ポリゴンソーティング選択フラグで、シャドウボリュームを使用するときなどにおいて、描画順序を指定したいときはマニュアルソートモードにして下さい。

SwapBuffersコマンドを発酵した直後のVブランク期間開始時に、ポリゴンリストRAM、頂点RAM、レンダリング関連レジスタ等、レンダリングエンジンが参照するデータを切り替えます。このため、書き込んだグラフィックスデータが描画へ反映されるのはSwapBuffersコマンドを発行した次のフレームになります。

GX_SORTMODE_AUTO オートソートモード
GX_SORTMODE_MANUAL マニュアルソートモード

GX_BUFFERMODE_Z Z値によるバッファリング
GX_BUFFERMODE_W W値によるバッファリング


以下に、GXSortMode型とGXBufferMode型の型定義を示しておきます。

typedef enum
{
    GX_SORTMODE_AUTO = 0,
    GX_SORTMODE_MANUAL = 1
}
GXSortMode;

typedef enum
{
    GX_BUFFERMODE_Z = 0,
    GX_BUFFERMODE_W = 1
}
GXBufferMode;

参照

履歴

Ver. 2004/01/19