NNS_FndMountArchive

構文

#include <nnsys/fnd.h>
BOOL NNS_FndMountArchive(NNSFndArchive* archive, const char* arcName, void* arcBinary);

引数

archive NNSFndArchive構造体へのポインタ
arcName アーカイブをファイルシステム上で識別する為の名前
arcBinary メモリ上に読み出されているアーカイブバイナリへのポインタ

返り値

マウントに成功すれば、真を返します。

説明

arcBinaryで指定されたメモリ上に読み出されているアーカイブバイナリを、ファイルシステムにマウントします。 マウント後にアーカイブマネージャのAPIでアーカイブを指定する場合には、archiveで指定したNNSFndArchive構造体を指定します。

ファイルシステムにマウントされたアーカイブ内のファイル及びディレクトリへのアクセスには、 ファイルシステムのAPIを使用することも可能です。 ファイルシステム上でアーカイブを指定するためには、パス名の前に、アーカイブのマウント時にarcNameで指定した識別名を コロン‘:'を挟んで記述します。

なお、“rom”という識別名は、システム(TWL-SDK)により予約されています。 また、識別名は3文字までの長さである必要があり、アルファベットの大文字と小文字は区別されません。


    extern void* archiveBinary;

    NNSFndArchive archive;

    if (NNS_FndMountArchive(&archive, "ARC", archiveBinary))
    {
        FSFile file;

        FS_InitFile(&file);
        FS_Open(&file, "ARC:/Data/Scene1.dat");

        ......
        ......
    }

参照

NNS_FndUnmountArchive

履歴

2008/06/20 NITRO-SDKの名称変更による修正(NITRO-SDKをTWL-SDKに変更)。
2004/05/14 初版