NNS_G3D_SBC_CALLDL

命令のフォーマット

オフセット(バイト単位) 説明
0 NNS_G3D_SBC_CALLDL
1-4 命令からディスプレイリストへの相対アドレス
5-8 ディスプレイリストのサイズ(バイト単位)

説明

NNS_G3D_SBC_CALLDL命令は、命令で指定されたディスプレイリストをジオメトリエンジンに転送します。この命令は、デフォルトでは、sbc.cのNNSi_G3dFuncSbc_CALLDL関数をコールします。関数の内部では以下のような処理が行われています。

  1. タイミングAのコールバックをチェックします。この位置のコールバックは、ディスプレイリストの送信をコールバック関数に代行させたい場合に使用することができます。なお、コールバック関数内でNNS_G3dRS構造体のNNS_G3D_RSFLAG_SKIPフラグをセットしておくと、次のコールバックまでの処理をスキップします。
  2. ディスプレイリストを転送します。
  3. タイミングCのコールバックをチェックします。この位置のコールバックは、この命令の終了後に何らかの動作をさせたい場合に利用します。


コールバック関数の呼び出しタイミング 用途
NNS_G3D_SBC_CALLBACK_TIMING_A ディスプレイリストの送信をコールバック関数に代行させたい場合。
NNS_G3D_SBC_CALLBACK_TIMING_B このタイミングを使用することはできません。
NNS_G3D_SBC_CALLBACK_TIMING_C この命令の終了後に何らかの処理を入れたい場合。

参照

履歴

2004/10/14 記述の追加
2004/08/02 初版