NNS_GfdFreeTexVram

構文

#include <nnsys/gfd.h>
int NNS_GfdFreeTexVram(NNSGfdTexKey memKey);

引数

memKey 確保したテクスチャ用メモリを示すキー・データ

返り値

テクスチャ用メモリの解放に成功した場合、0を返します。

説明

keyで指定されたテクスチャ用メモリを解放します。 TWL-SystemのライブラリがVRAMから確保したテクスチャ用メモリを解放する場合には、この関数が使用されます。

NNS_GfdFreeTexVram関数は以下のように定義されており、内部処理は グローバルな関数ポインタであるNNS_GfdDefaultFuncFreeTexVramに設定されている関数を呼び出しているのみとなっています。

static inline int
NNS_GfdFreeTexVram(NNSGfdTexKey key)
{
    return (*NNS_GfdDefaultFuncFreeTexVram)(key);
}

この関数ポインタに適当なテクスチャ用メモリ解放関数を登録する事により、NNS_GfdFreeTexVramは機能します。 このような仕組みにより、ライブラリからのテクスチャ用メモリの解放をユーザ側でコントロールする事を可能にしています。 なお初期状態では、NNS_GfdDefaultFuncFreeTexVramには、何も処理をせずにエラーを返す関数が設定されています。

参照

NNS_GfdAllocTexVram

履歴

2008/06/20 NITRO-SystemをTWL-Systemに変更
2004/07/16 初版