レンダラコア概要

概念図

説明

レンダラコアは、キャラクタを画面に描画するためのAPIを提供します。
レンダタコアモジュールはレンダラモジュールの描画処理を担当し、 レンダラモジュールの下請けモジュールとして動作しています。
ユーザはレンダラコアモジュールを直接利用することも可能です。
具体的には以下のような処理を行います。
・レンダーターゲットに対応した、セルのビューイング処理
・セルのアフィン変換(倍角アフィン)
・セルのフリップ処理
・セルが参照する画像データに合わせた、画像参照位置オフセットの調整
・セルVRAM転送状態オブジェクトの処理

また、以下のような処理をレンダラコアモジュールを使用する場合にユーザが自分で実行する必要があります。

・行列スタック管理
・アフィンパラメータのロード処理
・OAMアトリビュート内のパラメータ書き換え
・可視カリング

レンダラモジュールとの違い

レンダラモジュールとの違いを以下に列挙します。
・行列スタックを管理しない
・複数のサーフェスをサポートしない
・描画方法を隠蔽しない( 2D or 3D )

参照

なし

履歴

2004/12/06 初版