アニメーションコントローラ概要

概念図

説明

アニメーションコントローラは、セルアニメーション及びマルチセルアニメーションの再生を制御します。

アニメーションコントローラの内部データ

表示中のアニメーションフレーム

表示中のアニメーションフレームには、現在再生中のアニメーションシーケンスデータへのポインタが格納されます。 コントローラは、アニメーションシーケンスには、アニメーションを定義する情報が格納されています。 アニメーションシーケンスデータは、メインメモリ上に読み出された アニメーションデータ(.nanr, .nmarファイル)の内部に存在します。 アニメーションデータは、静的なデータであり、書き換えられることは有りません。

カウンタ

カウンタには、現在再生中のアニメーションのフレームデータへのポインタが格納されます。 アニメーションフレームデータは、その期間に表示するセルまたはマルチセルのデータの番号などの情報を指しています。

再生スピード

再生スピードは、アニメーション再生スピードを変更するための情報です。 アニメーションの再生スピードを設定可能です。マイナス値を設定することで、逆再生が設定可能です。 (なお、逆再生設定には逆再生フラグを設定する方法も用意されています。)

コールバック関数情報

アニメーションコントローラはアニメーション再生の種々のタイミングでのコールバック関数呼び出しをサポートします。 そのため、アニメーションコントローラはコールバック関数の関数ポインタとコールバック関数に渡す、4バイトのユーザデータをメンバとして保持しています。

参照

なし

履歴

2004/12/06 初版