NNS_G2dSetRendererSpriteZoffset

構文

#include <nnsys/g2d/g2d_Renderer.h>

NNS_G2D_INLINE void NNS_G2dSetRendererSpriteZoffset
( 
    NNSG2dRendererInstance* pRend, 
    fx32                    spriteZoffset 
);

  

引数

pRend [OUT] レンダラ実体
spriteZoffset [IN] ソフトウェアスプライトを描画する毎に、加算されるZ値(ゼロ又は負値に限る)

返り値

なし

説明

ソフトウェアスプライトを描画する毎に、加算するZ値を指定します。
spriteZoffsetとして指定可能な値はゼロまたは、負値に限ります。

TWLおよびNITROの 3D Graphics Engine では同一のZ値を持つポリゴンはスクリーン上Y値の比較によって上書き描画成否が決定されます。 そのため、描画した順番に上書きしてゆくOBJ描画と同様の描画結果を得るためには、 ソフトウェアスプライトではポリゴンのZ値を少しづつずらして描画をおこない同一のZ値を持つポリゴンの描画を回避する必要があります。

(スプライトに加算されるZ値は、描画関数呼び出し(NNS_G2dDrawCell(), NNS_G2dDrawMultiCell()など)が終了するごとにリセットされます。 そのため N 個のOBJからなる セルを描画する場合 N * spriteZoffset 分Z軸方向に厚みを持つこととなります。)

参照

なし

履歴

2008/06/20 TWLの記述を追加
2004/09/01 初版