NNS_G2dRndCoreDrawCellClone3D

構文

#include <nnsys/g2d/g2d_RendererCore.h>

    
    void NNS_G2dRndCoreDrawCellClone3D( const NNSG2dCellData* pCell );

  

引数

pCell [IN] セルデータ

返り値

なし。

説明

同一の画像データを持つOBJから構成されるセルをソフトウェアスプライトを 使用して高速に描画します。

同一の画像データを持つOBJとはソフトウェアスプライト(テクスチャ付四角ポリゴン) として描画する際にUV値が同一になるOBJのことです。

同一の画像データを持つOBJであれば、セル中のOBJは単数でも複数でもかまいません。
本関数は、事前に計算された、UVパラメータキャッシュを利用して描画をおこないます。
通常のソフトウェアスプライト描画で必要となる、UV値の計算処理を省くことが可能になるため 、高速に動作します。
UVパラメータキャッシュを設定するために、 実行前にNNS_G2dSetRndCoreCellCloneSource3D()を呼び出して、パラメータの初期化 を済ませておく必要があります。

注意:フリップされたスプライトのUVパラメータは通常のUVパラメータとは異なります。
したがって同一の画像データを持つOBJとはみなせないことになります。

本関数はアフィン変換をサポートします。各種コールバック呼び出しをサポートしません。

3D サーフェス専用の処理です。現在のサーフェス種類が、 NNS_G2D_SURFACETYPE_MAIN3D以外の場合はアサートに失敗します。

Begin-EndRenderingブロックの内で呼び出す必要があります。

参照

なし。

履歴

2004/11/10 初版