Multiple Channel Streamライブラリサンプルデモ

場所

$TwlSystem/build/demos/mcs

コンパイル方法

ニンテンドーDSプログラムの場合

$TwlSystem/build/demos/mcs ディレクトリに移り、

% make

と入力します。実行ファイル(.nef, .srl ファイル) が、

$TwlSystem/build/demos/mcs/(サンプル名)/nitro/bin/(プラットフォーム)/(ターゲット)/

の下に生成されます。例えば、

$TwlSystem/build/demos/mcs/basic/nitro/bin/ARM9-TS/Release/

のようになります。 mcsライブラリはデバッグ用のライブラリであるため、(プラットフォーム)ディレクトリが"Rom"の実行ファイルは正常に動作しません。

Windowsプログラムの場合

C++版とC#版の2種類があります。

C++版の場合

プログラムをコンパイルするには「Visual Studio 2005」以降が必要です。

$TwlSystem/build/demos/mcs/(サンプル名)/win ディレクトリに移り、(サンプル).slnファイルを開きます。そして、「Visual Studio」にてビルドします。実行ファイルが

$TwlSystem/build/demos/mcs/(サンプル名)/win/(ターゲット)/

の下に生成されます。例えば、

$TwlSystem/build/demos/mcs/basic/win/Release/

のようになります。

C#版の場合

プログラムをコンパイルするには「Visual Studio 2008」以降が必要です。

$TwlSystem/build/demos/mcs/(サンプル名)/win_csharp ディレクトリに移り、(サンプル).slnファイルを開きます。そして、「Visual Studio」にてビルドします。実行ファイルが

$TwlSystem/build/demos/mcs/(サンプル名)/win_csharp/bin/(ターゲット)/

の下に生成されます。例えば、

$TwlSystem/build/demos/mcs/basic/win_csharp/bin/Release/

のようになります。

実行方法

  1. mcsサーバを起動し、ニンテンドーDSハードウェアと接続します。

  2. $TwlSystem/build/demos/mcs/(サンプル名)/nitro/bin/(プラットフォーム)/(ターゲット)ディレクトリの*.srlファイルを開きます。しばらくすると、ニンテンドーDSハードウェア上でプログラムが起動します。

  3. 「basic」のサンプルの場合は、加えて次のディレクトリの内いづれか1つの下にあるWindowsプログラムを実行します。

説明


basic
(DS側ソース)
(Windows側ソース)
Windowsプログラム側から送られた座標データに従ってニンテンドーDSのBG画面に表示された絵が移動します。Windowsプログラムを1つ起動した場合は、絵が横方向にスクロールします。2つ起動した場合は斜め方向にスクロールします。
file_io
(DS側ソース)
PC上のファイルを読み込み、内容を反転した後PC上に新規ファイルとして書き込みます。

動作環境

すべてのサンプルについて、IS-NITRO-EMULATOR、ensata での正常動作を確認しています。

参照

mcs関数一覧

履歴

2005/04/04 ディレクトリ名が間違っていたのを修正。
2005/01/28 初版