OS_GetArgv

構文

#include <nitro/os.h>
cosnt char* OS_GetArgv( int n );
 

引数

n    取得する引数文字列のインデックス番号

返り値

引数文字列へのポインタです。

説明

ROM ファイル中に埋め込まれた引数データから、指定インデックスの引数文字列を取得します。

引数は、NITRO ROM の場合は buryarg ツールによって、TWL ROM の場合は buryarg.TWL ツールによって、ROM ファイル中に引数データとして埋め込まれます。この関数はその引数の中で指定インデックスの文字列へのポインタを取得するためのものですが、 プログラム名( buryargburyarg.TWL を実行したときに指定した ROM ファイル名) がインデックス0 に相当しますので、第一引数はインデックス1 のデータ、第二引数はインデックス2 のデータ、のようになります。

n として OS_GetArgc() で取得出来る値より大きい値を指定すると、NULL を返します。負数を指定した場合の動作は不定です。

FINALROMビルドでは、n に依らず、必ずNULL を返します。

(例)

      buryarg main.srl test 1 2 3 と指定していた場合、

        OS_GetArgc() … 4
        OS_GetArgv( 0 ) … main.srl
        OS_GetArgv( 1 ) … test
        OS_GetArgv( 2 ) … 1
        OS_GetArgv( 3 ) … 2
        OS_GetArgv( 4 ) … 3
        OS_GetArgv( 5 ) … NULL


      となります。( buryarg.TWL でも同様 )

参照

OS_GetArgc, OS_GetOpt
buryarg ツール, buryarg.TWL ツール

履歴

2008/06/23 NITRO と TWL で場合分けした。
2005/07/21 初版