
#include <twl/mi.h>void MI_DumpWramList( MIWramPos wram );void MI_DumpWramListAll( void );void MI_DumpWramList_A();void MI_DumpWramList_B();void MI_DumpWramList_C();| wram | 表示する対象のWRAM |
なし。
WRAM の状態を表示します。
これはデバッグ用の関数です。FINALROM版では何も行いません。
MI_DumpWramList() の wram は対象となる WRAM で、MIWramPos 型です。MI_WRAM_A, MI_WRAM_B, MI_WRAM_C のいずれかとなります。MI_DumpWramListAll() はすべての WRAM を対象にします。
表示は以下のようになります。
----WRAM-A (3000000-2ffffff)
ALLOC RESERVE
slot0 ARM9 ARM9
slot1 ARM7 ARM7
slot2 ARM7 ----
slot3 ---- ----
ALLOC は割り当てられているプロセッサをあらわします。上の例では、slot 0 が ARM9 に、slot1 と slot2 が ARM7 に割り当てられています。slot3 はまだ割り当てられていません。
RESERVE は予約されているプロセッサを表します。上の例では slot0 が ARM9 に予約されており、slot1 が ARM7 に割り当てられています。slot2 と slot3 は予約されていません。
上の例では WRAM-A の領域が 0x3000000-0x2ffffff と示されていますが、ARM9 から読めないように設定されている場合などこのように始端より終端が下位アドレスとなることがあります。
MI_DumpWramList_A は MI_DumpWramList( MI_WRAM_A ) の define です。
MI_DumpWramList_B は MI_DumpWramList( MI_WRAM_B ) の define です。
MI_DumpWramList_C は MI_DumpWramList( MI_WRAM_C ) の define です。
この関数のように全ての情報を確実に表示することが速度よりも優先される場合は、一時的にでも表示をブロッキングモードに設定することをお奨めします。詳細は
OS_SetPrintBlockingMode() を参照してください。
概要(ワークRAM)、MI関連の定数
OS_SetPrintBlockingMode
2009/07/27 表示モードについて追記
2007/10/24 初版