GX_LoadBGExtPltt

構文

#include <nitro/gx/gx_load.h>
void GX_LoadBGExtPltt(const void *pSrc, u32 destSlotAddr, u32 szByte);

引数

pSrc 転送元のポインタ
destSlotAddr 転送先BG拡張パレットスロット内のアドレス
szByte 転送サイズ(バイト単位)

返り値

なし。

説明

BGパレットデータをメイン2DエンジンのBG拡張パレットにDMA転送します。転送先のアドレス(BG拡張パレット内)を指定することができます。使用するDMAチャネルはGX_DMAID(gxcommon.hで定義)で、destSlotAddrszByteは4の倍数である必要があります。GX_BeginLoadBGExtPltt()GX_EndLoadBGExtPltt() の間で呼んで下さい。

(注意1) 内部でDMA転送を行うので、前もって転送元のデータをDC_FlushRange() 等を用いてメインメモリに書き出しておく必要があります。
(注意2) 転送元と転送先で領域が重なる場合については動作結果は不定です。
(注意3) GXS_BeginLoadBGExtPltt()GXS_EndLoadBGExtPltt() の間ではGX_SetBankForSubBGExtPltt(), GX_ResetBankForSubBGExtPltt(), GX_DisableBankForSubBGExtPltt() を呼びださないでください。
(注意4) BG面によってパレットとして使用することのできるメモリ空間が異なります。BG2のパレットは0x4000-0x5FFF(スロット2)、BG3のパレットは0x6000-0x7FFF(スロット3)にパレットデータを置かなくてはなりません。BG0は0x0000-0x1FFF(スロット0)か0x4000-0x5FFF(スロット2)をG2S_SetBG0Control() によって選択でき、BG1は、0x2000-0x3FFF(スロット1)か0x6000-0x7FFF(スロット3)をG2S_SetBG1Control() によって選択できます。

参照

GX_BeginLoadBGExtPltt, GX_EndLoadBGExtPltt

履歴

Ver. 2009/07/24

Ver. 2004/03/01

Ver. 2004/02/09

Ver. 2004/01/19