

#include <nitro/wm.h>
WMErrCode WM_InitializeForListening(
void* wmSysBuf ,
WMCallbackFunc callback ,
u16 dmaNo,
BOOL blink
);
| wmSysBuf | 呼び出し元によって確保されたバッファへのポインタを指定します。 バッファのサイズはWM_SYSTEM_BUF_SIZEだけ必要であり、かつ32バイトアラインされている必要があります。 |
| callback | 非同期処理が完了した時に呼び出されるコールバック関数を指定します。 このコールバックは割り込みハンドラ内から呼び出されます。 |
| dmaNo | WMが使用するDMA番号を指定します。有効なDMA番号である 0 〜 3 を指定して下さい。 |
| blink | 電源 LED を変速点滅させる場合には TRUE を指定します。 (この設定は ニンテンドーDS、ニンテンドーDS Lite および IS-NITRO-EMULATOR でのみ有効です。 ) |
WMErrCode列挙型の処理結果を返します。
WMライブラリを受信専用モードで初期化し、無線ハードウェアを起動します。APIの戻り値がWM_ERRCODE_OPERATINGであった場合、初期化処理が完了した後にコールバックが発生します。
WMはREADYステートからIDLEステートに移行します。
wmSysBufは、WM_Finish( )もしくはWM_End( )が成功終了するまでは開放しないでください。
なお、この関数はWM_Init( )、WM_EnableForListening( )、WM_PowerOn( )の機能を統合したものですので、
初期化処理を細かく制御する場合にはこれらの関数を別々に使用するようにして下さい。
WM_Initialize( )とは異なり、この関数で初期化を行うと、電波を発信するようなオペレーションは一切行えません。その代わり、ニンテンドーDS、ニンテンドーDS Lite および IS-NITRO-EMULATOR 上で動作させた場合にも電源 LED を点滅させないことが可能となっています。電波を発信しないオペレーションとしては、Passive モードでのスキャンと、チャンネル占有率の計測があります。
WM_Initialize, WM_SetIndCallback, WM_Reset, WM_End, WM_Init, WM_EnableForListening, WM_PowerOn
2009/07/10 LED 点滅の仕様について追記
2007/11/12 初版