TP_RequestRawSampling

構文

#include <nitro/spi.h>
u32 TP_RequestRawSampling( TPData * result );

引数

result タッチパネル値を取得するための変数へのポインタ

返り値

要求が成功した場合には 0を返します。
失敗した場合には 0 以外を返します。

説明

ARM7に対してその時点での1回のタッチパネル値を要求する同期関数です。内部で値を取得するまでウェイトを行います。
ここでは既にチャタリング対策済みの値を、キャリブレートされていない生の値(x,y値が0〜4095の範囲をとる)として取得します。

このコマンドはオートサンプリング中には使用できません。

※MICの自動サンプリング中でも、この関数でのタッチパネル値取得は可能です。
ただし、次のマイクサンプリング終了のタイミングで実行されるため、結果の応答までに通常より少し時間がかかる場合があります。

注意

この関数はARM7からの完了応答を割り込みで待ちます。ARM7からのFIFO受信割り込みが禁止された状態でコールされるとウェイトから復帰できなくなりますのでご注意ください。

参照

TP_RequestCalibratedSampling, TP_RequestSamplingAsync

履歴

Ver. 2009/07/22 重複していた説明文を削除
Ver. 2004/04/21 初版