FS_OpenFileEx[W]

構文


#include <nitro/fs.h>

BOOL FS_OpenFileEx(FSFile *file, const char *path, u32 mode);
BOOL FS_OpenFileExW(FSFile *file, const u16 *path, u32 mode);

引数

file ハンドルを格納すべきFSFile構造体
path ファイルのパス名
mode ファイルへのアクセスモード
FS_FILEMODE_*のフラグを組み合わせて指定します。

返り値

ファイルハンドルが正しく開ければTRUEを、失敗すればFALSEを返します。
失敗時の詳細なエラーはFS_GetResultCode()で取得することができます。

説明

指定したファイルのハンドルを開きます。
パス名をShift_JISで指定する場合はFS_OpenFileEx()を、UTF16-LEで指定する場合はFS_OpenFileExW()を使用することができ、得られる結果は同じです。
開くことの出来るファイルにはいくつかの条件があります。

得られたハンドルを使用してファイルアクセス用の各種関数を呼び出すことができます。
ハンドルを使用した後はFS_CloseFile()を呼び出して解放する必要があります。

注意

参照

FSFile FSDirectoryEntryInfo
FS_ReadFile FS_WriteFile FS_SeekFile

履歴

2009/07/14 構造体の値コピーが無保証である旨を追記
2009/06/08 TWL専用ファイルの説明へのリンクを追加。
2009/01/08 TWL専用ファイルに関する説明を追記。
2008/09/02 Unicode版の関数について追記。
2008/07/16 失敗時のエラーコード取得に関してFS_GetResultCode()を使用するよう記述を訂正。2Gバイトのサイズ制限に関して追記。
2008/06/10 ファイルが自動的に生成されない点について追記。
2007/09/18 初版