TWL-ManualTools 3.1 リリースノート

2009年08月20日

はじめに

本パッケージは、TWL-ManualTools 3.1 です。

TWL-ManualTools は、TWL用ゲームソフトで利用される電子取説の開発に使用できるツール&ライブラリの総称です。 この文書は、TWL-ManualTools 3.1 のリリースノートです。

このパッケージには、以下の注意事項があります。

目次

パッケージの内容

TWL-ManualTools パッケージには、下記に示すライブラリやツールが含まれています。

TWL-ManualTools パッケージの展開

TWL-ManualTools のパッケージをローカルディスクの任意の場所に展開します。 TWL-ManualTools のパッケージはzip 形式で圧縮されていますので、各種解凍ツールを用いて展開してください。 パッケージを展開しますと、TwlManualTools という名前のディレクトリが作成されます。

TWL-ManualTools のライブラリ、デモをビルドする場合には、環境変数 TWLMANUALTOOLS_ROOT が設定されている必要があります。 環境変数 TWLMANUALTOOLS_ROOT に、展開された TwlManualTools ディレクトリの絶対パスを設定してください。

ソフトウェア要件

更新履歴

現在のバージョンまでの変更点が記載されています。

TWL-ManualTools に関する情報

TWL-ManualTools に関する情報は、TWL-ManualTools ソースツリーの docs ディレクトリの中に収められています。 まずは、下記の文書からご覧ください。

注意事項

マルチスレッドでの動作について

TWL-ManualToolsの電子取説表示ライブラリ(M2d)は、スレッドセーフ(マルチスレッドに対応した形)に設計されていません。 このため、ライブラリのAPI を割り込みハンドラや異なるスレッドから呼び出した場合、 正常に動作しない可能性があります。

除算器の使用について

TWL-ManualTools の電子取説表示ライブラリ(M2d)では除算器を使用しています。 そのため、割り込み処理内で除算器の状態の退避/復元を行わずに M2dライブラリを使用しますと、 割り込み元の演算結果を破壊してしまう可能性があります。

割り込み処理でM2dライブラリを使用する場合には、TWL-SDK のCP_SaveContext(), CP_RestoreContext() を使用して、除算器の状態を退避・復元するようにしてください。

サンプルの画像データや音楽データについて

このパッケージに含まれるデモプログラムやサンプルプログラム等で使用されています画像データや音楽データの著作権は、任天堂株式会社に有ります。 これらのデータは、デモプログラムやサンプルプログラム以外ではご使用頂けませんのでご了承ください。

PCプレビュー画面キャプチャ支援ツールについて

PCプレビュー画面キャプチャ支援ツール「ManualPCPreviewCapturer」は、PC上でのプレビュー画面のスクリーンショットを自動的に取るツールです。 実行プログラムは、TWL-ManualTools ソースツリーの tools/ManualPCPreviewCapturer ディレクトリの下にあります。 使用方法に関しては、ManualPCPreviewCapturer ツール上に表示される説明を参考にしてください。

© 2007-2009 Nintendo
  
任天堂株式会社の許諾を得ることなく、本書に記載
されている内容の一部あるいは全部を無断で複製・
複写・転写・頒布・貸与することを禁じます。