#include <ntmv/m2d.h>
void NTMV_M2dInitForMem(
NTMVM2dManualViewerInfo* pManualViewerInfo,
NNSFndAllocator* pAllocator,
void* manualArcData,
void* uiResource,
const NNSG2dFont *const fonts[]);
| pManualViewerInfo | M2dライブラリが使用する情報を格納する構造体へのポインタ。 |
| pAllocator | TWL-Systemのアロケータへのポインタ。 |
| manualArcData | 電子取説バイナリデータへのポインタ。 |
| uiResource | M2dライブラリが使用するリソースデータへのポインタ。 リソースデータは32バイト境界に配置されている必要があります。 |
| fonts | 電子取説を表示するために使用する本体内蔵フォント(TWL ビットマップフォント)が設定されているNNSG2dFont構造体へのポインタ配列。 次の順番にフォントデータへのポインタがセットされている 必要があります。 インデックス0 ... フォント 大 インデックス1 ... フォント 中 インデックス2 ... フォント 小 |
なし。
電子取説の表示を行うためのメモリ確保とハードウェアの設定を行います。 メモリ確保の手段としてTWL-Systemのアロケータを使用します。
この関数は電子取説バイナリデータとM2dライブラリが使用するリソースデータをメモリ上のポインタで指定します。 ROMファイルへのパス文字列で指定する場合は、NTMV_M2dInitForFilePath, NTMV_M2dInitForFilePathEx を使用してください。
電子取説バイナリファイルとライブラリ用リソースファイルはTWL-SDKのツールcompBLZで圧縮されています。
この関数へ渡すデータはTWL-SDK関数MI_SecureUncompressBLZで展開されたものを指定するようにしてください。
また、ライブラリ用リソースデータは32バイト境界に配置されている必要があります。
NTMV_M2dInitForMemExと違い、この関数では電子取説で表示する言語を 本体のオーナー情報の言語設定で判断します。 オーナー情報の言語が電子取説バイナリファイルに見つからない場合は TWL-ManualEditorにてプロジェクトをバイナリ出力する際に出力対象にチェックしたものの中で 最初に選択されている言語が表示されます。
NTMV_M2dInitForMemEx,
NTMV_M2dInitForFilePath
NTMV_M2dInitForFilePathEx
2008/12/12 NTMV_M2dInitForMemExとの違いについて説明を追加。
2008/11/19 引数fontsの型が void* から NNSG2dFont* へ変更。
2008/10/15 フォントについての説明を追加。
2008/10/01 初版