TWL-ManualViewerSD
TWL-ManualViewerSD は、TWL-ManualEditor で作成された電子取説バイナリファイル(blz)を TWL 開発用機材でプレビューするツールです。
TWL-ManualEditor と連動して動作する TWL-ManualViewer とは用途が異なり、
SD カードに格納された電子取説バイナリファイル(blz)を直接プレビューすることができます。
セットアップ方法
TWL-ManualViewerSD は、TWL 開発用機材(開発用実機、IS-TWL-DEBUGGER、IS-TWL-CAPTURE)にインポートして使用するツールです。
以下の手順で、TWL 開発用機材にインポートしてください。
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TWL-ManualViewerSD の本体(TwlManualTools/tools/ManualViewerSD/bin/ARM9-TS.LTD/TWLManualViewerSD.tad)を SD カードに入れて、
TwlSDK 付属のツール TwlNMenu を用いて TWL 開発用機材にインポートしてください。どのリージョンの本体にもインポートすることができます。
TwlNMenu の使用方法については、TwlSDK 付属のマニュアルを参照してください。
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TWL 開発用機材にインポートされると、TWL 開発用機材の DSiメニューに TWL-ManualViewerSD のアイコンが表示されます。
以降は、このアイコンを起動することで TWL-ManualViewerSD を利用することができます。

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TWL-ManualViewerSD が不要になった場合は、TwlNMenu を用いて TWL 開発用機材から削除することができます。
本ツールを表すイニシャルコード '4MVA' のタイトルを削除してください。
使用方法
TWL-ManualViewerSD の基本的な使い方を解説します。
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プレビューする電子取説バイナリファイル(blz)を SD カードに入れます。SD カード内のファイル構成に制限はありません。
電子取説バイナリファイル(blz)は TWL-ManualEditor で作成されます。
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SD カードを TWL 開発用機材に挿入して、TWL-ManualViewerSD を起動します。
TWL-ManualViewerSD は、SD カードを認識すると SD カード内部のフォルダ及びファイル構成を走査して、内容を階層的に表示します。
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プレビューする電子取説バイナリファイル(blz)と表示言語を選択します。
表示言語は、電子取説バイナリファイル(blz)に含まれている言語から選択することができます。
操作方法の詳細は、SELECT ボタンで確認することができます。
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電子取説バイナリファイル(blz)と表示言語を選択すると、電子取説の内容が表示されます。
他のバイナリファイルや言語をプレビューする場合は、電子取説表示画面の「説明書を閉じる」ボタンをタッチするか、START ボタンを押してください。
画面の見方
TWL-ManualViewerSD の画面に表示される情報を解説します。
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TWL-ManualViewerSD のバージョン情報です。作成された年月日が yymmdd 形式で表示されます。
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選択されている電子取説バイナリファイル(blz)の詳細情報です。
ファイルに含まれている言語情報と、ファイルの情報が表示されます。
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選択されているフォルダ(ファイル)の SD カード内のパスを示します。
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選択されているフォルダの内容を示します。
フォルダと電子取説バイナリファイル(blz)のみ表示されます。
フォルダ名の左側には、そのフォルダ以下に含まれる電子取説バイナリファイル(blz)の総数が表示されます。
電子取説バイナリファイル名の左側には、ファイルサイズが表示されます。
その他の情報
TWL-ManualViewerSD の利用に際しての、その他の情報です。
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TWL-ManualViewerSD の実行中に SD カードの抜き差しを行うことができます。
SD カードの挿入を検知すると、内容の再走査が行われます。
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TWL-ManualViewerSD は、SD カード内の全ての電子取説バイナリファイル(blz)に含まれる言語情報を事前に解析します。
SD カードに含まれる電子取説バイナリファイル(blz)の総数に比例して、SD カードの走査にかかる時間が増大します。
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対応していないバージョンの電子取説バイナリファイル(blz)や電子取説とは無関係の blz ファイルは、
無効なファイルとして認識され、プレビューすることはできません。
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電子取説の表示に使用するメモリサイズは、実行時に確保可能な最大サイズを使用しています。
更新履歴
| 改訂日 |
更新内容 |
| 2009/07/03 |
リリース。 |