DWC_GdbCreateRecordAsync

構文

#include <dwc.h>
DWCGdbError DWC_GdbCreateRecordAsync(const char *table_name,
                                     DWCGdbField *fields,
                                     int field_num,
                                     int *record_id);

引数

table_name テーブルの名前
fields 設定するフィールドの配列
field_num fieldsの要素数
record_id レコードIDを格納するポインタ

返り値

エラーの内容。

説明

レコードを新規に作成する非同期処理を開始します。

返値としてDWC_GDB_ERROR_NONEが返された場合は、非同期処理が開始しています。DWC_GdbGetState関数がDWC_GDB_STATE_IN_ASYNC_PROCESSを返さなくなくなるまで待ってください。

非同期処理が終了し、処理が成功すると、テーブルにレコードが新規に作成され、引数で指定したフィールドが設定されます。
このとき、引数で指定したポインタ(record_id)に作成したレコードのレコードIDが格納されます。
今後レコードを変更、削除するときのために、取得したrecord_idを保存しておく必要があります。
フィールドの内容は、非同期処理が終了するまで保持しておく必要があります。

処理の結果は、DWC_GdbGetAsyncResult関数で取得できます。

簡易データベースライブラリの非同期処理は、通信の切断等により、稀にいつまでたっても終わらなくなる可能性がありますので、必ずアプリケーションでタイムアウトを設定するようにして下さい。

履歴

5.1pr2より前の変更履歴はこちら