DWC_GdbGetRandomRecordAsync

構文

#include <dwc.h>
DWCGdbError DWC_GdbGetRandomRecordAsync(const char *table_name,
                                        const char **field_names,
                                        int field_num,
                                        const char *filter,
                                        DWCGdbGetRecordsCallback callback,
                                        void *user_param);

引数

table_name テーブルの名前
field_names 取得したいフィールド名の配列
field_num field_namesの要素数
filter 取得したいレコードの条件。SQLのWHERE句と同じ働きをします。NULLを指定した場合は全てのレコードの中から選びます。
callback レコードを受け取るコールバック
user_param コールバックに渡される任意の値

返り値

エラーの内容

説明

指定した条件でレコードをランダムに1つ取得する非同期処理を開始します。

処理が成功すると、引数callbackで指定したコールバック関数が呼ばれ、ランダムに取得したレコードを受け取ることができます。
コールバックの引数record_numは0もしくは1となり、0の場合引数recordsはNULLとなります。
処理が失敗した場合はコールバックが呼ばれませんのでご注意ください。

返値としてDWC_GDB_ERROR_NONEが返された場合は、非同期処理が開始しています。DWC_GdbGetState関数がDWC_GDB_STATE_IN_ASYNC_PROCESSを返さなくなくなるまで待ってください。

処理の結果は、DWC_GdbGetAsyncResult関数で取得できます。

簡易データベースライブラリの非同期処理は、通信の切断等により、稀にいつまでたっても終わらなくなる可能性がありますので、必ずアプリケーションでタイムアウトを設定するようにして下さい。

履歴

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