WCM_PointApList

構文


#include <nitroWiFi/wcm.h>

WCMBssDesc*  WCM_PointApList( s32 index );
                

説明

無線アクセスポイント自動探索中に発見された機器の情報を取得する同期関数です。
内部バッファには複数の無線アクセスポイント情報がリストアップされている可能性がありますので、 情報を特定するための index を引数に与える必要があります。
なお、当関数で得られる無線アクセスポイント情報は、WCMBssDesc 型の構造体へのポインタです。 バッファの実体は WCM_StartupAsync()呼び出し時に与える内部リスト用バッファです。 無線アクセスポイント自動探索中には不定期に内部リストバッファの状態は更新されていきますので、一旦 WCM_LockApList()によって 内部リストの更新を禁止した上で当関数を使用することをお勧めします。

引数

index 複数リストアップされている可能性のある情報を特定するためのインデックスを指定します。
0 から ( WCM_CountApList()によって得られる機器情報の数 - 1 ) までが有効なインデックスとなります。

返り値

WCMBssDesc 型の構造体へのポインタという形で、無線アクセスポイント情報を返します。 WCM ライブラリが初期化前であったり、引数に指定された index を持つ情報が存在しない等の理由で取得に失敗した場合には NULL を返します。

参照

WCM_StartupAsync, WCMConfig, WCM_LockApList, WCM_ClearApList, WCM_CountApList, WCM_PointApListLinkLevel

履歴

2005/07/22 初版