NHTTPConnectionStatus

構文


#include <nitroWiFi/nhttp.h>

typedef enum {
    NHTTP_STATUS_ERROR = -1,
    NHTTP_STATUS_IDLE = 0,
    NHTTP_STATUS_CONNECTING,
    NHTTP_STATUS_SENDING,
    NHTTP_STATUS_RECEIVING_HEADER,
    NHTTP_STATUS_RECEIVING_BODY,
    NHTTP_STATUS_COMPLETE,
    
    NHTTP_STATUS_MAX
} NHTTPConnectionStatus;

説明

NHTTP_GetConnectionStatus()で取得できる、接続ハンドルの状態を表す列挙型です。
各列挙値の意味は以下の通りです。
NHTTP_STATUS_ERROR 不正な状態です。
不正な接続ハンドルを指定してNHTTP_GetConnectionStatus()を呼び出した場合などに返されます。
NHTTP_STATUS_IDLE まだNHTTP_StartConnection()で通信を開始していない状態です。
この段階で、各種のリクエスト関数を呼び出して詳細設定を行います。
NHTTP_STATUS_CONNECTING NHTTP_StartConnection()によって通信準備リストに追加された状態です。
NHTTP_STATUS_SENDING 内部のスレッドによって実際に通信処理が開始され、リクエストデータを送信している状態です。
NHTTP_EVENT_POST_SENDイベントはこの状態の時に発生します。
NHTTP_STATUS_RECEIVING_HEADER リクエストデータの送信が正常に完了し、レスポンスヘッダを受信している状態です。
NHTTP_STATUS_RECEIVING_BODY レスポンスヘッダの受信が正常に完了し、レスポンスボディを受信している状態です。
この状態に達するとレスポンスヘッダの内容は確定し、NHTTP_GetHeaderField()で参照可能になります。 NHTTP_EVENT_BODY_RECV_FULLイベントおよび NHTTP_EVENT_BODY_RECV_DONEイベントはこの状態の時に発生します。
NHTTP_STATUS_COMPLETE レスポンスボディの受信が正常に完了し、すべての通信処理が完了した状態です。
NHTTP_STATUS_COMPLETEイベントはこの状態の時に発生します。

参照

NHTTPConnectionCallback, NHTTP_GetConnectionStatus, NHTTP_CreateConnection, NHTTP_StartConnection

履歴

2006/10/14 初版