DWC_SendUnreliable

構文

#include <dwc.h>
BOOL DWC_SendUnreliable(u8 aid,
                        const void *buffer,
                        int size);

引数

aid 送信先のAID
buffer 送信バッファのポインタ
size 送信バッファのサイズ

返り値

TRUE 送信バッファにデータセット完了。
FALSE 送信バッファにデータセット失敗。
エラー発生中か、無効なAIDを指定した、もしくは最大データサイズ以上のサイズの送信を行おうとした。

説明

マッチメイク完了後、aidで指定されたAIDへUDPでUnreliable送信を行います。

Unreliable送信はUDP通信そのもので、送信したパケットが欠落したり、順番が入れ替わったりする可能性があります。送信したデータが届かなかったとしても、エラーを返すことはありません。その代わり、データの到着確認も再送も行わないので高速です。

本関数はDWC_TRANSPORT_SEND_UNRELIABLE_MAX(1462byte)までのサイズを送信できます。これより大きなサイズを指定すると関数はFALSEを返します。

DWC_SetUserSendCallback関数で送信完了コールバックを設定していた場合、送信に成功していれば、本関数を抜ける前にコールバックが呼び出されます。ただし、ここでいう送信の完了とは、低レイヤーの送信関数にデータを渡し終えたというだけで、相手側にデータが到着したという意味ではありません。

接続中のホストのAIDは、DWC_GetAIDList関数で取得することができます。

DWC_SendUnreliableBitmap関数を使えば、複数のAIDへのUnreliable送信を一度に行うことができます。

履歴

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