拡張OAMマネージャ概要

概念図


説明

拡張OAMマネージャでは、OAMにセットするOBJを順番に入れ替えることにより、仮想的にOAMの上限である128個以上のOBJを表示させる事が可能です。
拡張OAMマネージャは、内部にOAMチャンク、アフィンパラメータプロクシという、OAMアトリビュート、Affineパラメータの代理役となるデータ構造のバッファを持ちます。 マネージャに登録されたOAMデータは一旦、代理役へと姿を変え、前述のバッファへと格納されます。
バッファ内容は最終的にハードウエアに適用され、描画処理が実現します。
バッファ内容を時分割でハードウエアにコピーすることによって、ちらついた状態で、見た目上は2Dグラフィックスエンジンの最大限界数以上の多数OBJの表示を実現しています。OBJ自身はちらつきますが、重要ではないゲームオブジェクトなどの表示に使用することができます。
なお、バッファ内容をハードウエアに適用する部分の処理を通常の関数ポインタによって外部モジュールに委譲しています。そのため、ユーザが独自に作成したOAMマネージャの上位モジュールとして機能することも可能となっています。

参照

なし

履歴

2004/12/06 初版