NNS_G2dEntryOamManExOam

構文

#include <nnsys/g2d/g2d_OAMEx.h>
BOOL NNS_G2dEntryOamManExOam( 
                            NNSG2dOamManagerInstanceEx*     pMan, 
                            const GXOamAttr*                pOam, 
                            u8                              priority );
  

引数

pMan [OUT] 拡張OAMマネージャ実体
pOam [IN] OAM アトリビュート
priority [IN] 表示優先度(描画時の登録順)

返り値

登録の成否

説明

拡張OAMマネージャにOBJを、描画時の登録順を指定して登録します。
実際にハードウエアに適用されるときに、指定した表示優先度順でOAMへの登録を行います。

同一表示優先度OAMグループでの描画順に関する注意点

   ・同一表示優先度が指定されたOAMグループは、マネージャ内部でリストによって管理されます。
     マネージャは、内部リスト先頭から、末尾に向かって走査し登録関数呼び出し処理を実行します。
     OAMは登録された順に内部リスト先頭に追加されますので、登録した順番と逆順に登録関数が呼ばれることになります。
     
   ・アフィン変換されたOAMはマネージャ内部で別リストで管理されており、NNS_G2dApplyOamManExToBaseModule()関数
     呼び出しのタイミングで実際のアフィンパラメータ番号の解決が行われた後、通常のOAMリストの先頭へと移動されます。
     そのため、同一表示優先度が指定されたOAMグループ内では、アフィン変換されたOAMは、
     アフィン変換されていないOAMよりも先に登録関数呼び出しが行われることになります。
     
本関数はNNS_G2dEntryNewOamExから改名されました。以前の関数は互換性維持のために別名として残されます。

参照

NNS_G2dEntryNewOamEx
NNS_G2dEntryOamManExOamWithAffineIdx

履歴

2005/03/28 同一の表示優先度が指定されたOAMグループの描画順に関する注意を追加

2004/08/02 関数改名の実施

2004/06/22 初版