NNS_G2dSetRndCoreCurrentMtx2D

構文

#include <nnsys/g2d/g2d_RendererCore.h>

    
    void NNS_G2dSetRndCoreCurrentMtx2D
    (
        const MtxFx32*                 pMtx,
        NNSG2dRndCore2DMtxCache*       pCurrentMtxCacheFor2D
    );

  

引数

pMtx [IN] カレント変換行列
pCurrentMtxCacheFor2D [OUT] アフィンパラメータを格納した行列キャッシュ

返り値

なし。

説明

2D グラフィックスエンジン描画の際のOBJに適用するアフィン変換行列と アフィン変換パラメータを設定します。
アフィン変換行列は、 ・2D グラフィックスエンジン描画時にCPU上で行われるOBJ位置の座標変換 に使用されます。
アフィンパラメータは行列キャッシュを使用して設定します。
行列キャッシュへのポインタとしてNULLが指定された場合はアフィン変換を行わないものとして 判断します。
行列キャッシュへのポインタをNULLとしたのに、pMtxの行列がアフィン変換が適用された行列であった場合、 警告を表示します。
行列キャッシュの設定はNNS_G2dSetRndCore2DMtxCacheMtxParams()をご利用ください。

設定したアフィンパラメータはBegin-EndRenderingブロック内で有効です。
NNS_G2dRndCoreEndRendering()呼び出し時に設定がリセットされますので、 再度本関数を呼び出して設定を行う必要があります。

本関数は、2D グラフィックスエンジン描画時のみに使用されます。
3D グラフィックスエンジン描画時に本関数を呼び出した場合、警告がメッセージが出力されます。

本関数は、Begin-EndRenderingブロックの内で呼び出す必要があります。

参照

NNS_G2dSetRndCoreCurrentMtx3D
NNS_G2dSetRndCore2DMtxCacheMtxParams

履歴

2004/11/10 初版