NNS_SndArcReadFile

構文

#include <nnsys/snd.h>
s32 NNS_SndArcReadFile(
        u32 fileId,
        void* buffer,
        s32 size,
        s32 offset );

引数

fileId ファイルIDです。
buffer 格納先バッファのアドレスです。
size 読み出すデータのバイト長です。
offset 読み込み始めるファイル先頭からの位置です。

返り値

読み込んだデータサイズを返します。読み込みに失敗したときは、-1を返します。

説明

サウンドアーカイブ中のファイルをメモリ上へ読み出します。

読み込むデータサイズsize分のメモリをあらかじめ確保しておく必要があります。 ファイルサイズを取得するには、 NNS_SndArcGetFileSize関数を使います。

ファイルIDfileIdは、 NNS_SndArcGetSeqInfo関数などで 得たサウンドデータの情報構造体から取得することができます。

一度に行う読み込みサイズを制限したい場合は、 NNS_SndArcSetLoadBlockSize関数で、 ロードブロックサイズを設定してください。

この関数は、 NNS_SndArcLoadSeq関数や、 NNS_SndArcLoadSeqArc関数などから 呼びだされています。

注意

この関数は、 NNS_SndArcInit関数で初期化されたサウンドアーカイブに対して使います。 NNS_SndArcInitOnMemory関数で 初期化されたサウンドアーカイブに対しては使えません。

参照

NNS_SndArcGetFileSize, NNS_SndArcGetSeqInfo, NNS_SndArcSetLoadBlockSize, NNS_SndArcLoadSeq, NNS_SndArcLoadSeqArc, NNS_SndArcInit, NNS_SndArcInitOnMemory

履歴

2007/10/17 NNS_SndArcSetLoadBlockSize関数に関する説明追加
2004/06/01 初版