NNS_G2dTextCanvasDrawTextRect

構文


#include <nnsys/g2d/g2d_TextCanvas.h>

void NNSi_G2dDrawTextRect(
	const NNSG2dTextCanvas* pTxn,
	int x,
	int y,
	int w,
	int h,
	int cl,
	u32 flags,
	const NNSG2dChar* txt
);

引数

pTxn [IN] TextCanvas へのポインタ
x [IN] 描画対象領域矩形左上隅の座標 (CharCanvas座標系)
y [IN] 描画対象領域矩形左上隅の座標 (CharCanvas座標系)
w [IN] 描画対象領域矩形の幅 (ピクセル単位)
h [IN] 描画対象領域矩形の高さ (ピクセル単位)
cl [IN] 文字列の描画に用いる基準カラーNo.
flags [IN] 描画フラグ
txt [IN] 文字列へのポインタ

返り値

なし。

説明

矩形を基準として文字列を描画します。
文字列中に '\n' (0x0A) があるとその位置で改行して描画します。
矩形は単に描画位置決定の基準としてのみ用いられます。 クリッピングを行うわけではありません。

flags には以下のそれぞれのフラグの組み合わせを指定します。

水平方向揃え
NNS_G2D_HORIZONTALALIGN_LEFT 矩形内で文字列を左寄せで描画します。
NNS_G2D_HORIZONTALALIGN_CENTER 矩形内で文字列を中央寄せで描画します。
NNS_G2D_HORIZONTALALIGN_RIGHT 矩形内で文字列を右寄せで描画します。
垂直方向揃え
NNS_G2D_VERTICALALIGN_TOP 矩形内で文字列を上寄せで描画します。
NNS_G2D_VERTICALALIGN_MIDDLE 矩形内で文字列を中央寄せで描画します。
NNS_G2D_VERTICALALIGN_BOTTOM 矩形内で文字列を下寄せで描画します。

縦書きフォントでは水平方向揃えと垂直方向揃えが入れ替わります。

参照

NNS_G2dTextCanvasDrawText

履歴

2007/03/14 縦書き/縦持ちフォントに対応。
2005/05/25 初版