NNS_G2dTraverseMCNodes

構文

#include <nnsys/g2d/g2d_MultiCellAnimation.h>

void NNS_G2dTraverseMCNodes
( 
    NNSG2dMultiCellInstance*        pMCellInst,
    NNSG2dMCTraverseNodeCallBack    pCBFunc,
    u32                             userParamater
);

  

引数

pMCellInst [IN] マルチセル実体
pCBFunc [IN] マルチセル内の各ノードについて呼び出されるコールバック関数
userParamater [IN] コールバック関数の第1引数として渡される、ユーザが自由に使用するパラメータ

返り値

なし。

説明

マルチセルを構成するノードについて、それらを巡回しながら、
各ノード情報、セルアニメーション、ノード番号を引数にコールバック関数呼び出しを行います。
セルアニメーション単位で巡回を行う、NNS_G2dTraverseMCCellAnims()も用意されています。

NNSG2dMCTraverseNodeCallBack の定義を以下にしめします。

typedef BOOL (*NNSG2dMCTraverseNodeCallBack)
( 
    u32                                 userParamater,
    const NNSG2dMultiCellHierarchyData* pNodeData,
    NNSG2dCellAnimation*                pCellAnim, 
    u16                                 nodeIdx 
); 
コールバック呼び出しを中断したい場合は、コールバック関数内でFALSEを返すようにしてください。


注意:
実体の種類がNNS_G2D_MCTYPE_DONOT_SHARE_CELLANIMで初期化されたマルチセルの場合、
ユーザがノード情報のSRT(スケール、回転、移動)情報などに変更を加えることが出来ます。
しかし、本関数のコールバック呼び出しで引数として渡されるノード情報は、静的データリソースであり、
そういったユーザ変更が反映されていないデータとなります。

参照

NNS_G2dTraverseMCCellAnims

履歴

2005/09/01 初版