NNS_G2dSetRndCoreAffineOverwriteMode

構文

#include <nnsys/g2d/g2d_RendererCore.h>

    
    void NNS_G2dSetRndCoreAffineOverwriteMode
    ( 
        NNSG2dRndCoreInstance*                  pRnd, 
        NNSG2dRendererAffineTypeOverwiteMode    mode 
    );


  

引数

pRnd [OUT] レンダラコア
mode [IN] アフィン変換モードの上書き動作をあらわす列挙子
(NNSG2dRendererAffineTypeOverwiteMode)

返り値

なし。

説明

アフィン変換モードの上書き動作を設定します。

上書き動作の種類を表す列挙子の定義は以下のとおりです。

typedef enum NNSG2dRendererAffineTypeOverwiteMode
{
    NNS_G2D_RND_AFFINE_OVERWRITE_NONE,  // 上書きしない
    NNS_G2D_RND_AFFINE_OVERWRITE_NORMAL,// 通常のアフィン変換方式に設定
    NNS_G2D_RND_AFFINE_OVERWRITE_DOUBLE // 倍角アフィン変換方式に設定
  
}NNSG2dRendererAffineTypeOverwiteMode;
本関数は、Begin-EndRenderingブロックの内外で呼び出しが可能です。

NNS_G2D_RND_AFFINE_OVERWRITE_DOUBLEが指定された場合、レンダラは内部でOBJの位置補正を行います。
05/06/06版から、位置補正処理は、実際にOBJのアフィン変換モードが変更された場合にだけ行われるように変更されました。
(つまり、もともと倍角アフィンOBJとして作成されたデータには補正処理を行わいません。)

参照

なし。

履歴

2005/06/06 位置補正処理に関する注意書きを追加

2004/11/10 初版