NNS_G2dCharCanvasInitForOBJ1D

構文


#include <nnsys/g2d/g2d_CharCanvas.h>

void NNS_G2dCharCanvasInitForOBJ1D(
    NNSG2dCharCanvas* pCC,
    void* charBase,
    int areaWidth,
    int areaHeight,
    NNSG2dCharaColorMode colorMode
);

引数

pCC [OUT] CharCanvas へのポインタ
charBase [IN] CharCanvas に割り当てるキャラクタの始点へのポインタ。4バイトアライメントされていなければなりません。
areaWidth [IN] CharCanvas の水平方向キャラクタ数
areaHeight [IN] CharCanvas の垂直方向キャラクタ数
colorMode [IN] 対象 OBJ のカラーモード

返り値

なし。

説明

1次元マッピングOBJを用いて文字列表示を行うように NNSG2dCharCanvas 構造体を初期化します。
この関数で構築された CharCanvas は charBase から areaWidth * areaHeight 個の キャラクタを CharCanvas に割り当てられたものとして扱います。

colorMode には以下のいずれかの値を指定します。

NNS_G2D_CHARA_COLORMODE_16 16色カラーのキャラクタを使用します。
NNS_G2D_CHARA_COLORMODE_256 256色カラーのキャラクタを使用します。

カラーモード colorMode とOBJ VRAM容量によっては areaWidthareaHeight に指定可能な値に以下の表のような制限があります。

カラーモード OBJ VRAM容量
32K 64K 128K 256K
16色 (制限なし) (制限なし) 奇数と「4で割った余りが3の値」の組み合わせは不可 奇数不可
256色 (制限なし) (制限なし) (制限なし) 奇数と「4で割った余りが3の値」の組み合わせは不可

areaWidthareaHeight の組み合わせが OBJ のサイズにない場合、CharCanvas は複数の OBJ を使って表示する事になります。 これらの OBJ を適切に配置するには NNS_G2dArrangeOBJ1D() を用います。 また、表示に必要な OBJ の数は NNS_G2dCalcRequiredOBJ1D() で求める事ができます。

参照

NNS_G2dArrangeOBJ1D, NNS_G2dCalcRequiredOBJ1D

履歴

2005/09/29 引数のIN/OUT表示を修正
2005/05/25 初版