NNS_SndArcStrmInit

構文

#include <nnsys/snd.h>
void NNS_SndArcStrmInit( u32 threadPrio, NNSSndHeapHandle heap );

引数

threadPrio ストリームスレッドの優先度です。
heap サウンドヒープハンドルです。

返り値

なし。

説明

サウンドアーカイブストリームライブラリを初期化します。 他の全てのNNS_SndArcStrm関数より先に呼びだしてください。

あらかじめ、 NNS_SndArcInit関数または、 NNS_SndArcInitOnMemory関数で、 サウンドアーカイブが初期化されている必要があります。

関数内では、ストリームスレッドを起動し、ストリームプレイヤーのセットアップを行います。 ストリームプレイヤーのセットアップのために、heapで指定したサウンドヒープから、 ストリーム用のバッファを確保します。

ストリームバッファを確保したサウンドヒープの領域を解放すると、 自動的にストリームプレイヤーは停止し、使用できなくなります。 再度使用できるようにするためには、NNS_SndArcStrmSetupPlayer関数を呼びだします。

ストリームスレッドでは、NITROカードからストリームデータをロードする処理などを行います。 優先度が低いと、ストリーム再生が途切れる可能性があります。

ストリーム用バッファのサイズは、1つのストリームプレイヤー毎に、2048 × チャンネル数 [Byte] 必要です。 何番のストリームプレイヤーが何チャンネル使用するかは、サウンドアーカイブで定義されています。

参照

NNS_SndArcInit, NNS_SndArcInitOnMemory, NNS_SndArcStrmSetupPlayer

履歴

2005/08/26 NNS_SndArcInitOnMemory関数で初期化したサウンドアーカイブへの対応
2004/09/02 NNS_SndArcStrmSetupPlayer関数に関する説明追加
2004/08/10 初版