NNS_G2dGetNewOamManagerInstanceAsFastTransferMode

構文

#include <nnsys/g2d/g2d_Oam.h>

BOOL NNS_G2dGetNewOamManagerInstanceAsFastTransferMode
( 
    NNSG2dOamManagerInstance*   pMan, 
    u16                         fromOBJ, 
    u16                         numOBJ,
    NNSG2dOamType               type 
);

引数

pMan [OUT] OAMマネージャ 実体
fromOBJ [IN] OAM管理領域開始インデックス(4の倍数である必要があります)
numOBJ [IN] 使用するOAMアトリビュート個数(非ゼロかつ、4の倍数である必要があります)
type [IN] OAM種類

返り値

成否

説明

OAMマネージャの実体を初期化します。
OAMマネージャの実体を使用する前にかならず実行する必要があります。
本関数を使用して初期化したマネージャ実体は、マネージャ内容をグラフィックスエンジンに転送する際に、DMAを利用した高速な転送が可能となっています。 本関数で、確保する領域には制限が存在します。(OAM管理領域開始インデックスは4の倍数でなければならないなど)
また、管理アフィンパラメータ領域は管理OAMアトリビュート領域内に含まれる、個数分だけ 割り当てられます。(例:OAM 0 - 32 番 => アフィンパラメータ 0 - 8 番 )

高速なバッファ転送が不可能ですが、より自由度の高いOAMマネージャの実体を初期化するNNS_G2dGetNewOamManagerInstance()も用意されています。


以前に、NNS_G2dGetNewManagerInstance()、NNS_G2dInitManagerInstanceAffine()の2つの関数呼び出しによって行っていた処理をひとつにした関数です。
NNS_G2dGetNewManagerInstance()、NNS_G2dInitManagerInstanceAffine()は互換性維持のために残されますが、新規に利用される場合はこちらの関数をお使いください。

参照

NNS_G2dGetNewOamManagerInstance

NNS_G2dGetNewManagerInstance

NNS_G2dInitManagerInstanceAffine

履歴

2004/08/02 初版