NNS_G2dApplyOamManExToBaseModule

構文

#include <nnsys/g2d/g2d_OAMEx.h>
void NNS_G2dApplyOamManExToBaseModule ( 
                            NNSG2dOamManagerInstanceEx* pMan );
  

引数

pMan [IN] 拡張OAMマネージャ 実体

返り値

なし

説明

拡張OAMマネージャ の内容を 実際のハードウエアに適用するために外部モジュールへの、OAM登録関数呼び出しを行います。
マネージャ実体内部の登録OAMリストの各要素を引数として、 NNS_G2dSetOamManExEntryFunctions()によって設定された、登録関数を呼び出します。
その際OAM登録時に指定された表示優先度順に登録関数が呼び出されます。

同一表示優先度OAMグループでの描画順に関する注意点

   ・同一表示優先度が指定されたOAMグループは、マネージャ内部でリストによって管理されます。
     マネージャは、内部リスト先頭から、末尾に向かって走査し登録関数呼び出し処理を実行します。
     OAMは登録された順に内部リスト先頭に追加されますので、登録した順番と逆順に登録関数が呼ばれることになります。
     
   ・アフィン変換されたOAMはマネージャ内部で別リストで管理されており、NNS_G2dApplyOamManExToBaseModule()関数
     呼び出しのタイミングで実際のアフィンパラメータ番号の解決が行われた後、通常のOAMリストの先頭へと移動されます。
     そのため、同一表示優先度が指定されたOAMグループ内では、アフィン変換されたOAMは、
     アフィン変換されていないOAMよりも先に登録関数呼び出しが行われることになります。
     

本関数はNNS_G2dApplyToBaseModuleExから改名されました。以前の関数は互換性維持のために別名として残されます。

参照

NNS_G2dApplyToBaseModuleEx

履歴

2005/03/28 同一の表示優先度が指定されたOAMグループの描画順に関する注意を追加

2004/08/02 関数改名の実施

2004/06/22 初版