G2Dサンプルデモ

場所

$NitroSystem/build/demos/g2d/

コンパイル方法

$NitroSystem/build/demos/g2d/ ディレクトリに移り、

% make

と入力します。実行ファイル(.nef, .srl ファイル) が、

$NitroSystem/build/demos/g2d/samples/(サンプル名)/bin/(プラットフォーム)/(ターゲット)/

の下に生成されます。例えば、

$NitroSystem/build/demos/g2d/samples/Cell_Simple/bin/ARM9-TS/Release/

のようになります。

実行方法

$NitroSystem/build/demos/g2d/(samples|bg|Text)/(サンプル名)/bin/(プラットフォーム)/(ターゲット)/ ディレクトリに移り、以下のうちの一つを行います。

説明

OBJ サンプル

Cell_Simple Cellの単純な描画をおこなうサンプル。下位レベルAPIを利用した描画サンプルです。
CellAnimation セルアニメーションを描画、更新するサンプルです。
Entity エンティティを用いてセルアニメーションを表示するサンプルです。カラーパレットの切り替えも行います。
MultiCellAnimation マルチセルアニメーションを描画、更新するサンプルです。
OamManagerEx 拡張 OAM マネージャのサンプルです。
128 個より多くの OBJ を時分割で表示、OBJの描画順指定を用い表示優先度つきで OBJ表示、を行います。
OamManagerEx2 拡張 OAM マネージャのサンプルです。
OAMマネージャと拡張 OAM マネージャを組み合わせて使用する利用方法のサンプルになっています。
OamManagerEx3 拡張 OAM マネージャとレンダラを組み合わせて使用するサンプルです。
Renderer_2LCD レンダラ モジュールを用いて2画面表示を行うサンプルです。画面表示領域を変更することが可能です。
Renderer_Simple レンダラ モジュールを用いてセルアニメーションを描画するサンプルです。
SoftwareSprite ソフトウェアスプライトの描画サンプルです。多数のスプライトを画面に表示します。
SoftwareSprite2 ソフトウェアスプライトの描画サンプルです。様々な属性を適用してスプライトを画面に表示します。
VRamAnimation VRAM転送アニメーションを描画するサンプルです。
Renderer_Callback1 レンダラのコールバック関数を使用して、ユーザ個別のカスタマイズを行うサンプルです。
Renderer_Callback2 レンダラのコールバック関数を使用して、OBJ単位の可視カリングを行うサンプルです。
Renderer_PerfCheck レンダラのパフォーマンスを比較するサンプルです。
RendererCore レンダラコア単体での使用方法を示すサンプルです。
RendererCore2 レンダラコアAPIの使用方法を示すサンプルです。パフォーマンスの比較も行います。
OamSoftwareSpriteDraw 各種OAMソフトウェアスプライト描画APIのパフォーマンスの比較を行うデモです。
Renderer_CharChange レンダラの使用する画像プロクシを、複数切り替えて描画を行うサンプルです。コンバータの-crオプションによる部分的キャラクタデータ変換機能の利用も行います。
UserExAttribute ユーザ拡張アトリビュートを利用するデモです。
MultiCell_UILayout マルチセルを応用して、ユーザインタフェース処理を行うデモです。

BG サンプル

MinimumBG 上下画面に BG を表示します。
ShareBG キャラクタとカラーパレットを共有した BG を表示します。
BgEx 圧縮パレットと部分キャラクタデータを使用した BG を表示します。

文字描画 サンプル

BGText テキストBGで文字列を表示します。
BGAffine アフィンBGで文字列を表示します。
OBJ1D 1DマッピングOBJで文字列を表示します。
OBJ2DRect 2DマッピングOBJで文字列を表示します。
CanvasCell CharCanvas をセルとして表示します。
ShiftJISText ShiftJIS文字列を表示します。
UTF16Text UTF16文字列を表示します。
UTF8Text UTF8文字列を表示します。
CP1252Text CP1252文字列を表示します。
DoubleBuffering オフスクリーンバッファを用いて文字列を表示します。
DrawLetter 文字描画関数の使用サンプルです。
DrawLetters 文字列描画関数の使用サンプルです。
DrawTaggedText NNS_G2dTextCanvasDrawTaggedText()の使用サンプルです。
MinimumCanvas 文字列にあわせて動的に CharCanvas を構築します。
PortraitHW BG の回転を使用して縦持ち表示を行うサンプルです。
PortraitSW 縦持ち用フォントを使用して縦持ち表示を行うサンプルです。
DrawVertical 縦書き表示のサンプルです。ビルドには日本語 Windows 環境が必要です。
SimpleFontView フォントリソース中のグリフイメージを簡易表示します。

動作環境

すべてのサンプルについて、IS-NITRO-EMULATOR、ensata での正常動作を確認しています。

参照

G2D関数一覧

履歴

2007/03/14 サンプル PortraitHW, PortraitSW, DrawVertical を追加。
2006/05/29 サンプル CP1252Text を追加
2005/09/01 サンプル Renderer_CharChange UserExAttribute MultiCell_UILayout を追加
2005/07/12 サンプル CanvasCell を追加
2005/06/27 サンプル BgEx を追加
2005/06/06 サンプル(Renderer_CharChange)を追加
2005/05/25 文字描画サンプルを追加
2005/03/28 OamManagerEx3を追加

2005/01/24 実行方法において IS-NITRO-EMULATOR の記述を削除、動作環境において TEG の記述を削除し、TS を
           IS-NITRO-EMULATOR に変更

2004/12/06 サンプル OamManagerEx2 を追加

2004/11/10 6 つのサンプル(Renderer_Callback1 
                          Renderer_Callback2 
                          Renderer_PerfCheck 
                          RendererCore
                          RendererCore2 
                          OamSoftwareSpriteDraw)を追加
                          
2004/09/02 BGサンプルを追加
2004/08/02 初版