#include <nnsys/snd.h>BOOL NNS_SndArcStrmStart( NNSSndStrmHandle* handle, int strmNo, u32 offset );
ストリームを再生します。 プレイヤー番号などをプログラムから指定する場合は、 NNS_SndArcStrmStartEx関数または、 NNS_SndArcStrmStartEx2関数を使います。
あらかじめ、 NNS_SndArcStrmInit関数で、 サウンドアーカイブストリームライブラリが初期化されている必要があります。
ストリームハンドルhandleは、あらかじめ、NNS_SndStrmHandleInit関数で、1度だけ初期化しておかなければなりません。
この関数を呼びだすと、ストリームハンドルに既に結びつけられていたストリームは切り離されます(停止するわけではありません)。
再生に成功すると、ストリームハンドルにストリームが結びつけられます。
開始オフセット位置offsetに、0以外の値を入れると、ストリームデータの途中から再生することができます。
ストリーム再生の前に、まずストリームバッファに始めのデータをロードする必要があるため、 実際に音が鳴り始めるのは、数フレーム遅れます。 即座に再生を開始したい場合には、前もってストリームバッファへのデータのロードを済ませておく必要があります。 そのためには、NNS_SndArcStrmPrepare関数を使います。
ストリーム再生に使用するチャンネルは、この関数内で確保されます。確保するチャンネルがシーケンス再生で使用中だった場合、 発音中の音は強制的に止められます。 チャンネル確保のタイミングを制御したい場合は、前もって NNS_SndArcStrmAllocChannel関数を呼びだします。
ストリームデータがステレオだった場合、チャンネル0は左から、チャンネル1は右から出力されます。 この設定は、NNS_SndArcStrmSetChannelPan関数で変更することができます。
再生の失敗には、以下の原因が考えられます。
NNS_SndArcStrmStartEx, NNS_SndArcStrmStartEx2, NNS_SndArcStrmInit, NNS_SndStrmHandleInit, NNS_SndArcStrmPrepare, NNS_SndArcStrmAllocChannel, NNS_SndArcStrmSetChannelPan
2004/11/26 NNS_SndArcStrmStartEx関数の説明を分離
2004/10/05 NNS_SndArcStrmStartEx関数追加
2004/08/10 初版