NNS_G2dLoadPaletteEx

構文

#include <nnsys/g2d/g2d_Image.h>
void NNS_G2dLoadPaletteEx(
                                    const NNSG2dPaletteData*            pSrcData,
                                    const NNSG2dPaletteCompressInfo*    pCmpInfo,
                                    u32                                 addr,
                                    NNS_G2D_VRAM_TYPE                   type, 
                                    NNSG2dImagePaletteProxy*            pPltProxy);
  

引数

pSrcData [IN] 入力パレットデータソース
pCmpInfo [IN] パレット圧縮情報
addr [IN] 読み込み先アドレス
type [IN] VRAM利用の種類(3D 2D-Main 2D-Sub )
pPltProxy [OUT] 読み込み結果を格納する画像パレットプロクシ

返り値

なし

説明

圧縮されたパレットデータをハードウエアにロードし、画像パレットプロクシにロード結果、画像フォーマットを設定します。
圧縮されたパレットデータでは未使用パレット番号(すべてのパレット色が RGB(0,0,0) )のデータは破棄され、必要なパレット番号のデータのみが格納されています。 したがって、圧縮パレット機能は、256色パレットでは、効果がありませんのでご注意ください。
本関数を使用してロードすることによって、元通りのパレット番号位置にパレットデータがロードされます。

(圧縮されたパレットデータは-pcm オプションを指定してコンバートすることで出力します。)


    (コード例)
    NNSG2dPaletteData*          pPltData    = NULL;
    NNSG2dPaletteCompressInfo*  pPltCmpData = NULL;
    void*  pFile = NULL;
    
    if( MyLoadFileToMainMem_( "test_data.NCLR", &pFile ) )
    {
        //
        // 圧縮情報ブロックの初期化を試みる
        //
        const BOOL bCmpLoaded = NNS_G2dGetUnpackedPaletteCompressInfo( pFile, &pPltCmpData );
               
        
        if( NNS_G2dGetUnpackedPaletteData( pFile, &pPltData ) )
        {
            if( bCmpLoaded )
            {
                //
                // 本関数を利用する
                //
                NNS_G2dLoadPaletteEx( pPltData, pPltCmpData, myPlttAddr, myVramType, &myPltProxy_ );         
            }else{
                //
                // 通常のパレットロード関数を利用する
                //
                NNS_G2dLoadPalette( pPltData, myPlttAddr, myVramType, &myPltProxy_ );         
            }
        }
    }

参照

なし

履歴

2004/10/04 初版