WDP_CallParentSendHook

構文

#include <nitro/wdp.h>

void WDP_CallParentSendHook(WDPParentWork *work, WDPPacketArgument *packet);

引数

work WDP親機のロビー状態管理構造体
packet 送信パケットの情報が格納されたWDPPacketArgument構造体のポインタ
各メンバには以下の内容を設定して与える必要があります。
buffer パケットデータを格納するバッファを指定します。
length bufferのサイズを指定します。
bitmap 今回送信可能な対象を示すAIDビットマップを指定します。
アプリケーション側で特に支障が無ければ常に0xFFFF(全て)で構いません。

返り値

なし
引数packetのlengthメンバに、実際に生成されたパケットサイズが格納されます。

説明

WDP親機から子機群へのコマンドをMP通信パケットデータに変換します。 この関数によってパケットデータを生成しWM_SetMPDataToPort関数などで送信することにより、 親機からのコマンドがWDP子機群へ送信されます。アプリケーションはこの関数呼び出しとMP通信を適当な頻度で繰り返す必要があります。

WDPライブラリが使用するMP通信ポートは常に1番(WM_PORT_BT)と定められている点に注意してください。

参照

WDP_InitParent WDP_CallParentRecvHook

履歴

2006/02/24 初版