Mobiclip effectiveUsage サンプルデモ

場所

Mobiclip/build/demos/Mobiclip/effectiveUsage

コンパイル方法

Mobiclip/build/demos/Mobiclip/effectiveUsage ディレクトリに移り、 effectiveUsage.mcp を開き、CodeWarriorでコンパイルします。
実行ファイル(.nef , .srl ファイル)が、Mobiclip/build/demos/Mobiclip/effectiveUsage/bin/platform/target/
の下に生成されます。

例えば、Release ターゲットであればパスは、
Mobiclip/build/demos/Mobiclip/effectiveUsage/bin/ARM9-TS/Release/
のようになります。

実行方法

CodeWarrior環境でコンパイルされたプログラムを実行します。

説明

スクリーン上画面で、モノラルサウンドトラックを含むシンプルなMobiclipムービーをファイルから再生する方法を示したサンプルです。

これは非常に基本的なプログラムです:
- キーやボタンを押下してMobiclipムービーを制御する機能は実装されていません
- Mobiclipムービーはループしません
- ニンテンドーDS本体の開閉制御機能は実装されていません

このサンプルデモの主な目的は、もっとも効果的な再生方法を提供するためのものです。
この方法は他のサンプルと比べて、フレームのスキップをなくしたり、
画質向上機能を効果的に実行するのに適しています。

機能リスト:
- コードおよびデータの再配置機能を使う
- アラームのコールバックでのblit転送中に、メインプログラムでMobiclipムービーを解凍する
(CPUの空き時間を効率よく使うので、フレームのスキップが少ない)
- CPUの空き時間を使って、画質向上とともに高度なblit転送の技術を適応する
- フレームバッファリングを最低値(例えば6)ではなく、12に上げる
- 画質向上の経過を表示する(再生が終了した時点で、デバッグコンソール(IS-NITRO-DEBUGGER)上に表示される)

動作環境

すべてのサンプルについて、IS-NITRO-EMULATOR での正常動作を確認しています。

参照

Mobiclip ライブラリ API 関数

履歴

2008/03/03 初版