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Aspellと辞書のインストール
Aspellと辞書のインストール
AspellはThorsten Maerz氏による、スペルチェックのためのソフトウエアです。
AspellはLGPLライセンスの元に配布されています。
Aspellはそれ単体では意味をなさず、スペルチェック用の辞書と
組み合わせてはじめて利用できます。
スペルチェック用の辞書は言語ごとに作成され、配布されています。
各言語ごとの辞書の作者とライセンスはそれぞれ異なるので注意してください。
メッセージエディタでは、システムにAspellと辞書がインストールされていれば
それを利用できるようになっています。
メッセージエディタにAspellと辞書が含まれているわけではないことにご注意ください。
つまり、メッセージエディタ上でスペルチェックをおこないたいときは、
ユーザ自身でAspellと辞書を導入していただく必要があります。
Aspellと辞書の入手
(以下の記述は2004年11月19日現在のものです)
windows用のAspellと辞書は
http://aspell.net/win32/
から入手することができます。
Aspell本体は
Aspell-0-50-3-3-Setup.exeです。
辞書は必要な言語のものをダウンロードしてください。
ここでは英語用辞書Aspell-en-0.50-2-3.exeを導入する場合の例を述べます。
(注:メッセージエディタでは複数言語の辞書がインストールされている場合は、
すべて利用できるようになっています。)
Aspellのインストール
Aspell本体をインストールしてから辞書をインストールする必要があります。
Aspell-0-50-3-3-Setup.exeを実行すると、

のようなインストーラが起動します。特に設定変更する項目はないので、
ライセンスへの同意とインストールフォルダを確認すれば、
「next」を選択していくことでインストールは完了します。
インストールフォルダはどこでもかまいません。
辞書のインストール
次に辞書をインストールします。ここでは英語辞書のインストールを例にとります。
Aspell-en-0.50-2-3.exeを実行すると、インストーラが起動します。
ここでもライセンスを確認し、「next」で先に進んでください。

のようなインストールフォルダの選択をおこなう際、デフォルトの
設定を選択してください(Aspellと同じ場所です)。
確認
正しくAspellと辞書がインストールできたかどうかを確認するには、
メッセージエディタを起動し、
なにか適当なメッセージファイルを読み込みもしくは新規作成し、
メッセージ編集ウインドウを開いてみます。

そのとき上の図のようにスペルチェックの項目に言語が追加されていれば、
正しくインストールできています。
他の言語辞書を追加したいときは、該当するファイルをもちいて「辞書のインストール」の手順を繰り返してください。