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導入時の注意点
メッセージIDの扱い
各メッセージは固有の文字列としてIDを持っています。これは通常、ゲームプログラム内で使われます。
また、他のツールや翻訳時のやりとりにも使われることになります。
一度使用したメッセージのIDはあまり変更しないほうが良いでしょう。
エディタは、行を追加するときID内の数字を追加してメッセージを作成しますので、
"数字のみ"、または"文字列+数字"の形式に統一すると楽になります。
| 01001 | → | 01002 |
| MARIO_101 | → | MARIO_102 |
デバッグなどの目的で、IDに付けた数字を実機上で扱う(文字列ではなく数値として出力する)場合、
"数字のみ"、または"数字_数字"の形式にする必要があります。
その場合、最初は"数字のみ"でIDをつけ、途中に挿入したいメッセージを"数字_数字"にすると良いでしょう。
0001 0002 0003 | → | 0001 0002 0002_01 0003 |
グループの扱い
グループは出力するファイルを分けるためのものです。ファイルの都合に合わせてください。
すでにあるメッセージを使う
Excelのデータは基本的にはコピーしてメッセージエディタに貼り付けることができます。
ただし、この場合は先にメッセージを必要な数だけ追加しておかなければなりません。
タブ区切りのテキスト形式ファイルを取り込むこともできます。
1行目がメッセージエディタの項目名に対応した列が取り込まれます。IDの項目は必要です。
タグについて
メッセージ中に挿入するタグは自由に作成可能です。それぞれパラメータを設定することができます。
タググループとタグ番号の値はプログラム側でも使うことになりますので、
タグを作成する際には取り決めが必要です。
タグのパラメータは挿入時に入力することになりますので、入力する側の都合に合わせると良いでしょう。
使用する文字を制限する
メッセージエディタに登録したフォントに含まれない文字を入力すると、更新時に警告が出ます。
使用する文字を制限したい場合、FontExtracter で抽出したフォントを
あらかじめメッセージエディタに登録しておいてください。